どの子も育つ、育て方ひとつ

本園は創立以来、「どの子も育つ、育て方ひとつ」を保育のモットーに掲げ、
異年齢児複合保育を実践してきました。

子どもたちが年齢を超えて兄弟姉妹のように慈しみ助け合いながら基本的生活習慣を身につけていく、スズキメソード(故・鈴木鎮ー氏の考え出された幼児教育指導法)の考え方を本園の保育理念として掲げて、本園独自の保育カリキュラムを実践してきました。

自分と違うお友だちがいることに気づく、私にはできるけれど、できないお友だちにはちょっと手をさしのべる、そばにいるお友だちに聞いてみる…、そんな小さな心遣いの積み重ねが「生きる力を培う」出発点になるのではないでしょうか。

無限の可能性を秘めた子どもたちがお互いに関わり合って、喜びや悲しみを共有し、心から感動する、そのような子どもたちと私たち教師がしっかりと太い絆で支え合っていくという幼児教育環境を創っていくことを本園の教育目標に掲けて、日々の保育にあたっています。保護者の皆様方には、サークル活動やボランティア活動を通じてお子様とともに、心から信頼しあえるお友だちと出会い、大きな友情と信頼の輪が拡がっていくことを願っています。

さらに、異年齢の子どもたちの集団から発展して、年齢毎の発達段階に応じた保育活動にも参加するという、「異年齢児保育」「同年齢活動」の縦と横の視点から複合的に保育形態を考え、白百合幼稚園独自の保育カリキュラムを創りあげてきました。

平成30年12月より認定こども園となり0歳児、1歳児、2歳児の保育を開始いたしますが0・1・2歳児は年齢別の保育を行い、3歳児からはクラス編成を3歳児、4歳児、5歳児の異年齢児混合クラスとし、日々の保育活動では同年齢児ごとの横割り保育、あるいはクラスごとの縦割り保育、そして園全体での活動という、保育形態的に縦と横の視点から子どもたちの発達成長を援助する保育カリキュラムを考案し、実践しています。

これがオープンクラスシステムです。 当園の幼児教育理念に基づき白百合幼稚園として0歳からの保育を認定こども園へ移行し行っていきます。

幼稚園型認定こども園として幼稚園ベースの保育を行っていきます。 幼稚園への進級や幼稚園の教育理念、行事のご理解の上当園を選んでいただければ幸いです。