ごあいさつ

   どの子も育つ、育て方ひとつ

理事長・園長 塩谷恭子

本園は創立以来、「どの子も育つ、育て方ひとつ」を保育のモットーに掲げ、異年齢児複合保育を実践してきました。
子どもたちが年齢を超えて兄弟姉妹のように慈しみ助け合いながら基本的生活習慣を身につけていく、スズキメソード(故・鈴木鎮一氏の考え出された幼児教育指導法)の考え方を本園の保育理念として掲げて、本園独自の保育カリキュラムを実践してきました。
自分と違うお友だちがいることに気づく、私にはできるけれど、できないお友だちにはちょっと手をさしのべる、そばにいるお友だちに聞いてみる…、そんな小さな心遣いの積み重ねが「生きる力を培う」出発点になるのではないでしょうか。
さらに、異年齢の子どもたちの集団から発展して、年齢毎の発達段階に応じた保育活動にも参加するという、「異年齢児保育」「同年齢活動」の縦と横の視点から複合的に保育形態を考え、白百合幼稚園独自の保育カリキュラムを創りあげてきました。
無限の可能性を秘めた子どもたちがお互いに関わり合って、喜びや悲しみを共有し、心から感動する、そのような子どもたちと私たち教師がしっかりと太い絆で支え合っていくという幼児教育環境を創っていくことを本園の教育目標に掲げて、日々の保育にあたっています。
保護者の皆様方には、サークル活動やボランティア活動を通じてお子様とともに、心から信頼しあえるお友だちと出会い、大きな友情と信頼の輪が拡がっていくことを願っています。

 

 

創立25周年を経て、さらに前進!

理事長・園長 塩谷恭子

 春は弥生三月、3学期は日々慌ただしく過ぎていき、間もなく卒園式を迎えようとしているこの頃です。25年という“四半世紀”の歳月は、走馬燈のように駆け巡って多くの想い出を創ってくれました。そして、今、私はそれらを光り輝く大切な宝ものとして胸奥にしまい込んでおくことをお許しください。

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最近、保育実習で来園する方が立て続けに白百合幼稚園の卒園児だという、嬉しいニュースを皆様にお伝えしなければなりません。そして、次年度の入園児の中に、パパがかつて本園の園児だったという、これまた嬉しい現象が起こっています。草創期の頃、送迎バスの運転を(大型免許を取ってマイクロバスまで担当してしまいましたが)していた当時に現在の様子など想像出来ませんでした。

「異年齢児混合保育」、これは故鈴木鎮一先生がバイオリンの指導法から発見された「どの子も育つ、育て方ひとつ」に象徴される幼児教育法、いわゆるスズキメソードに由来しています。「白百合幼児舎」から出発した当時、この言葉は幼児教育界に到底認められるものではありませんでした。しかしながら四半世紀という年月は、その間の幾多の就学前教育という範疇で波に洗われて、はっと気付くともう確たる保育方法の位置を占めるようになりました。営々として教職員一同で築き上げてきたものと胸を張ってお伝えしたいことです。da168056s

社会の潮流はちょっと前まで予想だに出来なかった方向へ行っているようですが、白百合幼稚園では、次世代を担うお子様が幼児期に何を学び、何を体得していったらいいのかという命題を常に問い続けていく所存です。それは流行の先端を行くのではなく、もっとも基本的なことがらに焦点を合わせて幼児教育を追究していくことにあります。26年目に向けてさらに前進しなければなりません。皆様方の熱い叱咤激励を望んでいます。

 

 

園長・理事長 塩谷恭子のプロフィール

1947年 京都府東舞鶴市生まれ、小学校から富山で育つ。
1965年 富山県立高岡高校卒業
1969年 富山大学経済学部卒業
富山地裁、東京地裁民事部勤務、衆議院議員秘書を経て
1974年 世界青少年交流協会中国派遣団に参加後、結婚し、福島に住む。
1983年 白百合幼児舎開園、副園長として
仕事と子育てと学びの生活が始まる。
1990年 学校法人の認可を受けて(学)白百合学園白百合幼稚園に改称
1992年 白百合学園理事長、白百合幼稚園園長に就任
1996年 福島県教員海外派遣(ハンガリー、ドイツ)に参加
1999年 玉川大学文学部教育学科卒業
2000年 県私立幼稚園海外研修(イタリア、スイス、オランダ)に参加
2001年 福島学院短大保育科で「保育内容・環境」を担当(~2004年)
2002年 草苑学園保育専門学校で「保育原理」を担当(2003年)
アメリカ合衆国とカナダのスズキメソッド海外事情を視察
2004年 OMEP世界委員会オーストラリア大会に参加
2005年 社会福祉法人吾妻福祉会さゆりこども園の理事に就く
2006年 明星大学大学院教育学研究科修士課程修了
2008年 桜の聖母短期大学で保育専門科目を担当(~2011年)

日本保育学会、OMEP日本委員会、日本幼児教育学会、国際幼児教育学会に所属、
研究テーマ「感性を育てる保育」を通して保育科の学生を指導してきました。
今後、保育と幼児教育を総合した幼稚園の実現に向けて尽力していく所存です。

園長のブログ: http://y-sioya.cocolog-nifty.com/blog/